睡眠薬アモバンと抗うつ剤デパスの効果

荒れ果てた学校

私は某有名私立中学校の教師をしております。今年で15年になるまあベテランと言えばベテランの領域に当てはまる教師なのでしょう。ですが、未だに私は生徒たちとどう向き合うことが正しいのかがわかりません。

いじめ、これは本当に永遠のテーマなのでしょうが、これを見つけたからといって、どうすることも出来ないようになっている現状があります。

いじめをしている生徒に注意をすれば、親御さんにそのことを伝えられて、PTAで証拠もなしにそういったことをすることは問題なのではないか、そこからむしろ新たないじめが生まれるのではないか!といったようなことまで言われたことがあります。

逆に、いじめをされている生徒に声をかけてもその親御さんが、先生が特別扱いをするから、そういう目でうちの子供を見ているから!といった言われてしまったこともある。まあ、いってしまえばモンスターペアレントのせいで昔以上に陰湿ないじめが増えているようにさえ思える。

子供たちも教師が何もいえないことをいいことに、教師をいじめている生徒までいる程です。ただ、この現状を私もはじめは見て見ぬふりが出来ず戦っていこうと考えたこともありましたが、もうその当時はあまりに精神的に病んでしまい、寝ることもできなくなってしまったことから、抗うつ剤として有名な薬であるデパスや、睡眠薬のアモバンを服用するようになりました。

アモバンは多少の苦みはあるものの服用するとすぐに寝付くことが出来ます。色々と調べる中で私はアモバンの作用を持ちつつ苦味を解消してくれるルネスタと出会うことが出来ました。今ではアモバンとルネスタを交互に服用し、何とか体が壊れてしまわないよう持ちこたえています。

もうその頃くらいから、私は一切な余計な口を出すことはせずに、黙々とただ授業を続けるだけといった教師になりました。

今でも新任の先生が昔の私のように正義感を振りかざし、頑張っている姿を見ると昔の自分を思い出してしまい、眠れなくなるほどに疲れてしまいました。

教師とは、勉学以外にも人としてを教え、そもそも学校とはそういった勉学以外の人間としても立派になる為、必要なことを学ぶ場であったはずなのです。ですが、今ではそうさせない環境がここにあります。こうなってしまった以上、私は私自身を守る為に、デパスを飲み精神を安定させ、毎日淡々と仕事としてこなしていくことしかできないのかと、情けなく思うことはありますが、どうすることもできません。

私はこの現実を受け止めて、今日もアモバンを飲み次の日に備え体力をつけて、教壇という戦場へ向かいます。